路面電車開業100周年記念プレ企画
みんなで100馬力!? しゃんしゃんふうりんで祝路面電車祝100周年


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2018年。市電は 100 歳を迎えます。市電の前身である「馬鉄」は、石切山(現在の石山緑地) と札幌中心部を結び、開拓期の建築の礎石を運んでいました。まさに札幌の発展の礎となったのです。力強い馬鉄の「馬鈴」と、市電の風物詩であった「風鈴」を重ね合わせ、かつての札幌の風景に思いをはせてみたい。そんなアイデアを山鼻南小学校の 4 年生の子どもたちが 100 馬力で 形にしてくれました。プレイベントとなる本展示では、市電につながる交通の歴史を学び、思い思いのメッセージをそえた手作りの「しゃんしゃんふうりん」を響き渡らせ、路面電車 100周年を記念し、札幌の過去、そして、未来をいっしょにお祝いします。

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札幌オオドオリ大学と協働で、紙製の馬と短冊を子どもたちに描いてもらい、鈴と組み合わせて一人2つ、計100の風鈴を作る。できあがった風鈴は、任意参加の子どもたち(父兄同伴)と電車事業所でポラリス車内に飾りつけし、3月12日(月)〜30日(金)までお披露目運行しました。

 

みんなで100馬力!? しゃんしゃんふうりんをつくろう

とき|2018年2月23日(金)1,2時限(8時50分〜10時25分)
ところ|山鼻南小学校
対象|山鼻南小学校4年生(2クラス約50名)
協力|札幌オオドオリ大学

山鼻南小学校の児童約50名を対象にワークショップを実施しました。モビリティマネジメント教育や、企画市電発表会などベースとなる取り組みがあり、市電そのものについては知識があったので、前半は、馬が札幌の発展にどう関わってきたか、また、現在の路面電車につながる歴史をスライドを交えてレクチャーをしました。後半は制作。100周年にかけて、全部で100個(馬力)の風鈴を作ります。お飾りの部分は、各々が自由に想像した馬の姿を描いてもらいます。下の短冊には現在の市電のことや札幌の街がどうなってほしいか、学習したことをお願いにして書いてもらいました。完成しない子もいましたが、ポラリスの実際に展示されることもあり、3月10日の電車事業所での飾り付けまでには完成させようとはりきっていました。

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みんなで100馬力!? しゃんしゃんふうりんを飾ろう

とき|2018年3月10日(土)
電車事業所には飾りつけのために父兄の方も父兄の方も含め30名ほどの児童が集まりました。自分たちで展示をしてもらう方向性だったので、風鈴100個を吊り下げていく作業と、大きな風鈴一つをみんなで作っていく作業の2班に分かれました。ポラリス車内では手狭だったため最終的には車外で作業も行いました。最後は寒い中父兄の方々にも手伝っていただいて一丸となって作業を終えました。

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馬の歴史をふりかえりつつスタート

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吊り下げ見取り図で段取りを説明

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途中事故などでスケジュール変更もありましたが、ポラリスは元気に運行しました。


山鼻南小学校4年生のみなさん

協力:札幌オオドオリ大学


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